だって家族だもん

私たちは、多少の親ばか的な部分も自覚しつつ、愛犬家・愛猫家であると自負しています。ときには悩まされ煩わされながらも、その何倍も癒され励まされ、何より愛情を分かち合って暮らしています。「どうして、そんなに犬や猫のことが好きなの?」と問われれば「だって家族だから」という答えになります。彼等は紛れもなく、大切な家族なのです。そういう生活にしあわせを感じています。また、彼等も同じ想いであると信じています。

一方で残念なことに、世の中には不幸な環境に追いやられてしまった犬や猫がたくさんいるのです。色々な意見はあるのでしょうが、人間の身勝手な理由で見放され、殺処分されることが、彼等にとってしあわせであるはずがありません。そんなニュースや情報を見聞きするたびに、私たちは「我が子」に、その姿を重ね合わせ心を痛めるのです。とはいえ、私たちは常に自己矛盾あるいは葛藤を抱えています。悲惨な状況にあるすべての犬や猫を家族として受け入れてあげられないという「現実」と、なんとかせねばいけないという「気持ち」の狭間で悩むのです。

ふと気づくと、周りに同じ想いを抱く仲間がいました。すでに支援活動を始めていた人もおりました。話し合う中で「どうせ何をやっても変えられないと何もしないより、小さなことでもやってみた方がいい」…といった結論に達したのです。それが「だって家族だもんプロジェクト」を立ち上げるきっかけとなりました。各々が様々なジャンルで培ってきたノウハウやネットワークが、私たちにはあります。それらを活用し、イベントやPR 活動を通じ、少しでも支援ができないものだろうか。「殺処分ゼロ」を実現したい。ノンキルシェルターは作れないだろうか。……などなど。

すでに多くの個人や団体、グループが活動を行っていることは承知しています。そういう活動と比較すると、まだまだ「甘い」「ユルい」というご批判を頂戴するかもしれませんが、個々の負担が大きくなり過ぎて継続が困難になっては意味がないと考えています。コツコツと続けていくことが大事であると考えています。勿論、真面目にかつ覚悟を持って活動していくつもりです。すぐに満足のいく成果を得られるとは思っていません。果てしなく長い闘いになるのかもしれません。それでも「とにかくやってみよう」「きっとできるよ」の精神でがんばりたいと思っています。おひとりでも多く、共に歩んで頂ける方々のご賛同とご協力をお願いしたいと思います。

「だって家族だもん」プロジェクト